川獺の外部記憶

なんでも残しておく闇鍋みたいな備忘録

Wiresharkを使ったHTTPのデバッグ方法

Wiresharkのインストール方法は割愛します。

手順

Wiresharkを起動すると下図のようにネットワークインタフェース(以下NIC)一覧が表示されます。

f:id:marineotter:20200119193800p:plain:w500

(普通は3、4個程度のNICが表示されるはずです。)

ここでキャプチャしたいパケットが送受信されるNICを選択します。例えば無線LAN経由でサーバとやり取りしているのであればWi-Fiを選択します。localhost127.0.0.1)とやり取りしているのであればAdapter for loopback traffic captureを選択します。

選択すると下図のような画面が表示されます。ここで「表示フィルタ」にhttp && tcp.port==8000を入力します。ポート番号はデバッグに使うポートを入力してください。

f:id:marineotter:20200119194203p:plain:w500

この状態でデバッグ対象のシステムを動作させ、通信されるパケットをキャプチャします。

f:id:marineotter:20200119194522p:plain:w500

下側のウィンドウには選択したパケットの詳細が表示されます。

備考

画面上部のツールバーの左端の3つのアイコンでキャプチャの操作が可能です。

f:id:marineotter:20200119194841p:plain:w300

不要なときはキャプチャを停止させておいてください。ずっとつけてるとメモリを際限なく食べられます。